京都のユニークなだるま寺へ行ってみよう!!

皆さん、「だるま」というものをご存じでしょうか。だるまとは仏教の一派である禅宗を開祖した達磨という人物の姿を模したもので、日本では招き猫(手をあげて福を招く猫の置物)のような縁起物として広まっています。
だるまは何度倒しても再び起き上がる特徴から忍耐と努力の象徴としても知られています。そのため、日本には、選挙当選や受験合格の願いを込め、左目の部分に目を入れ、その願いが叶うとまた残りの右目に目を入れるという昔からの習慣が残されています。
また今は宗教の枠を超えて遊び方や玩具、言葉などにもだるまに関係したものがたくさんあり、だるまは日本人に広く親しまれている存在でもあります。

そこで今回は、そのようなだるまが沢山置かれているユニークなお寺、だるま寺に足を運んでみました。



1. 円町駅から北にある金閣寺方面へ徒歩5分ほど上がる進むと見えてくるだるま寺の標識



2. 一見、普通のお寺だと思われがちの 法輪寺(通称:だるま寺)の外観



3. 写真の右側に受付があります。親しみやすい職員さんに案内して頂き、いよいよだるまの世界へ




だるま寺は元々法輪寺という名で1727年、万海により創建されましたが、戦後の日本を復興させようとする目的でお堂にだるまを飾り始めたことをきっかけに、だるま寺と呼ばれるようになりました。
そして70年経った今でも地元の人や修学旅行生に人気のあるお寺として位置付けられており、4年前からは日本人だけなく、欧米系の観光客も徐々に増えているそうです。


4.両側にある大きい達磨大使の彫刻像で見守られているだるま堂



5. だるま堂の内部



だるま堂の中に入ってみるとそれぞれ形の違う鮮やかなだるまの置物が飾られており、数え切れないほど多くのだるまがずらり。彼らの迫力に圧倒されます。
上の写真左側の二つのだるまの大きさはおよそ150㎝以上で誰もがその大きさに驚きます。


6. 様々な表情や形をしているだるまがずらり、だるまの真っ赤な色は魔除けを意味します



7. 何気なく天井に目を向けると達磨大使の絵が描いてあります



8. 実際に入るまでは想像できなかったほど広々とした庭園。庭園を見ながら本堂で少し息抜き



9. 実際に入るまでは想像できなかったほど広々とした庭園。庭園を見ながら本堂で少し息抜き



10. 庭園の反対側には座禅体験ができる場所も



座禅とは、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う基本的な修行法のことだと聞きました。
事前に電話で予約すれば10人から最大50人まで体験でき、所要時間は30-60分を目安に希望に応じて調整できるそうです。


11. 新年の願いをだるまの絵馬に書いてみましょう!いつかその夢が叶うかも!



12.参拝の帰りにだるまのお土産、いかがでしょうか



おみくじからだるまのお守りや置物なども授与しています。
人気No.1のお土産は福だるまのお守り。傾けると目玉が飛び出るお守りも人気だそうです。
※おみくじは300円程度、お守りは500-800円程度、置物は500円程度


13.目玉が飛び出る守り(500円)



日本語で「芽(め)が出る」は「物事が上手く行く」ということを意味し、その発音とかけて「目が出る」とし、その言葉通りに作られたことがとても斬新で面白いと感じました。



  • 法輪寺(通称:だるま寺)
    ■拝観時間(年中無休)
    ・9:00-16:00
    ■拝観料
    ・大人300円(16歳以上)
    ・中人200円(13-15歳)
    ・小人100円( 7-12歳)
    ・6歳以下&障害者 無料
    ・30人以上団体割引10%
    ■参拝所要時間
    ・40分程度
    ■住所
    ・京都市上京区下立売通御前西入ル西ノ京円町上ル一つ目信号東入100m
    ■最寄駅
    ・JR山陰線 円町駅 徒歩5分
    ・市バス 西ノ京円町 徒歩5分
    ■駐車場
    ・マイクロバス2台分、自家用車5台分、自転車 駐車可(参拝者のみ無料)
    ■電話番号
    ・075-841-7878

※掲載している情報は2016年12月時点のものです

姜恵仁/Kang Hye-in
姜恵仁/Kang Hye-in

韓国出身/立命館大学 文学部/趣味は神社巡り、ガイドブックライターになるために日々奮闘中。ーーーFrom: Korea / Faculty of Letters, Ritsumeikan University. / I enjoy visiting shrines in Kyoto and have a dream to be a travel writer.